李白一斗詩百篇
長安市上酒家眠
天子呼来不上船
自称臣是酒中仙
忙中閑あり
本日のお稽古にて
松江市の大吟醸
李白
を頂きました
以下
上記 李白の漢詩
七言絶句の意訳でございます
李白は一斗の酒で 百首の詩を作る
長安の居酒屋で 眠り込み
天子に呼び出されても
船にも上れない
言うに
わたくし 酒中の仙人でございます
と。
明日26日 と27日は
松山市芸術祭本番を迎えます
泰鳳会の方々が
舞囃子 百萬
を 舞い 謡い
大鼓 小鼓 能管 で はやします
松山市民会館大ホールにて
舞い込んで
謡いこんで
そして
打ち込んで
各々完成を目指します
厳しい稽古の連続と
舞い手は
夜も寝られない緊張のようです
地謡の方々は
宇和島からも今治からも
駆けつけます
各々の学びのために
自身の貴重な時間に遭遇するために
今のこの一瞬も
暗記し続け
舞い続け
打ち続けているのでしょう
非日常の舞台を差し上げること
泰鳳会 代表である私の命題であります
『自己への挑戦
できるならば
やってみれば良い
人生はそんなに長くない』
私の常套句です
しかし
忙中閑あり
今晩は
李白の心になって
少し
酔いに任せてみませんか?
案外
頑張ってきた自分が
大きく見えるかもしれませんよ
「わたくし 酒中 ならず
舞と謡と囃子の
流れの中に浮かぶ
舞姫です」
とね
さあ
ここまで来れば
私が一番頑張った
と居直りましょう
「閑」を頂きましたTさんに
御礼申し上げます
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